札幌もついに冬本番。小雪でもパートナーシップ排雪は実施されるのか?
今日は札幌でも雪が降り続き、やっと札幌らしい冬の景色となりました。
降れば降ったで大変ですが、まったく降らないのも心配でしたね。
さて、今年の札幌は1月下旬まで小雪が続きました。例年であれば、すでに道路の脇には大きな雪山ができ、排雪作業が待ち遠しい時期ですが、今年はほとんど雪がない状態でここまできました。

そんな中、生活道路の排雪を目的にパートナーシップ排雪を申し込んでいる町内会もあります。しかし、雪が少ないと「実施するのはもったいない」「中止できないのか」という声が上がるのも当然です。
私の所にも、「町内会からパートナーシップ排雪の実施通知が届いたが、この雪の少なさでも本当にやるのか?」という問い合わせが寄せられました。
小雪の場合、排雪は中止できるのか?
結論から言うと、実施予定日の1週間前までに判断すれば、中止することは可能です。
しかし、一度中止を決めると、その後に大雪が降ったとしても排雪作業を再開することはできません。
本日、南区の土木センターに確認したところ、該当の町内会へ判断を促したとのこと。
また、土木の担当者からは「パートナーシップ排雪は制度上、道路脇1mの雪を残し、地面10cmを残して作業を行うため、雪が少ない場合はあまり『排雪した!』という実感が得られない可能性がある」との説明があったそうです。
町内会長さんも相当悩まれたようですが、最終的には実施するという苦渋の決断をされたとのことでした。
雪国ならではの判断と、地域の理解
雪は自然のものなので、毎年の降雪量には大きな差があります。
それでも、市民の皆さんはその特性を理解しており、状況に応じた対応や丁寧な説明があれば、ご納得いただけることが多いと感じます。
実際、私のところに相談に来られた住民の方も、市の対応や町内会長さんの思いを知り、納得してくださいました。
雪国・札幌では、地域の皆さんと行政が協力しながら共に理解し合い、冬を乗り越えていくことが大切ですね。