消防出初式
本日は札幌市消防出初式が行われました。
お正月が明けると必ず開催されるこの行事は、私にとって毎年楽しみなイベントです。
実は私、少し制服フェチなところがありまして(笑)、正装を見るとついドキッとしてしまいます。消防局の皆さんの制服姿や、隊員のビシッとした立ち姿を見ると本当に惚れ惚れします!また、この日は札幌市長も最高責任者として消防の正装をされるため、市長の姿にもついドキッとしてしまいました。
出初式は、まず「観閲」から始まります。それぞれの部隊が行進し、市長の前で敬礼を行いながら士気を高めていきます。この観閲は、働く人々の士気を高めるだけでなく、支えられる側である私たち市民にとっても、消防の皆さんへの信頼を強める大切な時間だと感じます。とても意義深い年頭の行事だと思いました。
次に行われるのが、消防音楽隊のコンサート。これも毎年楽しみにしているプログラムの一つです。消防の訓練と並行して音楽の練習をされているのは本当に大変だと思いますが、その完成度の高さにはいつも感心させられます。消防音楽隊は、市民に親しまれる消防のイメージ作りに大切な役割を果たしていると感じました。
最後に登場するのが木遣保存会の皆さんです。昔は火事が起きた際、火を消すというよりも、燃え広がるのを防ぐために周囲の建物を壊す必要がありました。その作業には鳶職の力が欠かせなかったそうです。木遣は、そんな鳶職の皆さんの日々の鍛錬をお正月に披露し、火の用心の大切さを伝えるために始まった伝統行事です。
火事は誰も意図して起こすものではありません。しかし、こうした行事に触れることで、火事を「起こさない」ために私たち一人ひとりが日々考えることの大切さを改めて実感しました。今日の出初式を通じて、改めて防火の意識を高める機会となりました!