南区タウンミーティング開催
今日は真駒内総合福祉センターで立憲民主党南区のタウンミーティングを開催しました。
今回のテーマは「マイナ保険証」に関する意見交換会です。
約30名の市民の皆さまにご参加いただきました。
2024年12月2日から従来の健康保険証の発行が停止され、マイナ保険証へ一本化されましたが、戸惑いや仕組みへの不安を抱えている方も多くいらっしゃいます。そこで今回は、マイナ保険証の背景や課題について皆さんと一緒に考え、議論する場を設けました。また、国会議員にもご参加いただき、具体的な実情や疑問点についてお話を伺いました。
マイナンバー制度の原点とは?
ところで、今話題のマイナ保険証ですが、そもそもマイナンバーはなぜ作られたかご存知でしょうか?
マイナンバー制度は、税の公平性を確保するために「稼いだ人がきちんと税金を納められる」仕組みを作ることを目的に導入されました。しかし、それがカード化され、健康保険証や銀行口座との紐づけが進むにつれ、当初の目的から大きく逸脱しているようにも感じます。果たして、税の公平性という目的は十分に果たされているのでしょうか?
さらに、マイナンバーカードやマイナ保険証の普及には、IT企業の莫大な利益が絡んでいることも容易に想像できます。管理を担っているのはAmazonなど外国の企業であり、私たちの個人情報がいつどのように閲覧されるか分からないリスクもあります。一見、便利に見えるカードですが、その裏に潜む仕組みや企業の動きをよく考える必要がありますね。
カードの利用は個人の判断で
マイナンバーカードの作成は本来「任意」であり、強制ではありません。それにも関わらず、保険証という命に関わるものをカードに紐づけることで「作らざるを得ない状況」に追い込むような施策は問題だと感じます。このマイナンバーカードの普及には、人権の問題も含まれていると言えるのではないでしょうか。
市民の生活を考えるきっかけに
今回の意見交換会を通じて、市民の皆さんが自分自身の生活や個人情報の扱いについて考えるきっかけになれば幸いです。これからもこうした場を設けて、皆さんと共に問題を共有し、より良い政策を目指していきたいと思います。