寒くなってきました!札幌の冬道対策について
12月に入り、札幌も本格的な冬が到来しましたね。雪が降ったり溶けたりを繰り返し、道路や歩道がツルツルになる季節です。皆さんも転倒やスリップ事故に気を付けていることと思います。
札幌市では、今年の雪対策費として過去最高額の270億円を計上しています。この中には、道路や歩道のツルツル路面対策費も含まれており、市民の安全を守る取り組みを強化しています。
道路へのツルツル路面対策
車道では、夜中の3時頃に塩化カリウムを撒いて、路面の氷を溶かす作業を行っています。この塩化カリウムは、6時間かけて路面を緩める効果があり、朝の通勤・通学時間帯には車がしっかり止まれる状態を目指しています。
さらに、「車が錆びるのでは?」という心配の声もありますが、札幌市が使用している塩化カリウムには防錆剤が配合されています。これにより、車だけでなく、ガードレールや道路標識の柱などにも優しい仕様になっています。
歩道への対策は砂で!
歩道に塩化カリウムを撒くことはありません。その代わり、歩道には砂を撒いて滑り止めを行っています。札幌市内では、コロバーズボトルや袋に入った砂が信号機近くの砂箱に設置されています。市民の皆さんもぜひご協力いただき、ツルツル路面の歩道に撒いてください!
砂を撒くことで、滑りやすい場所の安全性が大きく向上します。歩行者の転倒事故防止のために、ぜひお近くの砂箱を活用してください。
雪対策は市民の協力でさらに安全に!
冬道は事故やケガのリスクが高まる季節です。札幌市では車道・歩道それぞれに適した対策を進めていますが、市民の皆さんの協力も欠かせません。
コロバーズボトルで砂を撒く、慎重に運転するなど、皆さんの行動が街全体の安全につながります。
この冬も安全第一で、元気に乗り切りましょう!