敬老パスの課題

みなさんおはようございます

札幌市議会議員のあおいひろみです

予算特別委員会もそろそろ終わりが近づいてきました

札幌市の来年度予算が適切であるのかを審議する大事な議会でしたので、私もこのひと月は真剣に登庁していました

審議の議題で、ご高齢の方が注目している案件「敬老パス」についても、質問と答弁がありましたので解説したいと思います

皆さんは少子高齢化の社会にいる事は感じているかと思います

70歳以上の方が総人口の何%かという数字で見ると、平成17年に11.9%だったのが令和5年に22.3%に

10ポイントも右肩上がりです

敬老パスの事業費で見ると平成17年に43億円だったのに対して令和5年は63億円にも増えました

2050年には80億円になると試算されています

現行の敬老パスは昭和47年から続く親しまれた事業ですので、ご高齢の方には愛着があるのは理解しています

しかし、時代が代わり、働く世代が減り大変な状況だという事も理解しなければなりません

加えて、

この敬老パスのチャージの現状は?というと

半数以上の方がノーチャージ

そして、高額チャージの満額5万以上の方が9%

ここに事業費の47%が使われている偏った制度である事がわかります

全員が一円足りとも平等に成り立つ制度にしないといけないとは思いませんが、使う人使えない人が共に納得出来るように説明しないとならないと思います

この制度を無くす無くさないではなく、まず市民にどういったことが起きているのかを、丁寧に説明する事は大事だと思っています。

この問題は、若い人にも関心を持ってもらいたいです

ぜひご意見をお寄せください

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