牛乳チャレンジするなら!

コロナ禍の被害の一つに、学級閉鎖などで学校給食が止まることによる牛乳の消費減少があります

牛乳は、おわかりのように牛のお乳なので、今日は搾らないという日はありません

かと言って、保存しておけるバターや脱脂粉乳にしておけば、生乳を捨てなくても良いんじゃ無いか?

と、言われても、メーカーのバターや脱脂粉乳の生産ラインが追いつかないので、簡単には行きません

飲用の生乳は、あくまでも飲用なんです

なので、学校が休みになると丸ごと牛乳はあまってしまい、行き場が無い生乳は廃棄という運命に(T . T)

そこで、北海道では牛乳を消費してもらおうと、「牛乳チャレンジ」というキャッチコピーでインスタやsnsキャンペーンをやっています

と!

ちょっと待った!!

という投稿をよく見るので、元ホクレン生乳共販課勤務の私が、牛乳チャレンジするならここに気をつけて欲しい点をお伝えします

気をつけて欲しいのは、牛乳じゃない牛乳でチャレンジしている方がいるということ

世の中には色々な「加工乳」があり、中でもわかりにくいのが「成分調整乳」

これはまるで牛乳で、中には「脂肪が少ない牛乳だからこっちの方が良い」と思う方もいらっしゃいます

しかし、加工乳は生乳から高価な脂肪分を取り除き、余ったものに水分などを加えて調整したものなので、ダイレクトな牛乳消費につながりません

ですから、牛乳チャレンジで選ぶ牛乳は「成分無調整」を選んでほしいのです

よくわからなーい、という方は牛乳パックの切り込みで見分ける方法が!

頭の部分に切り込みがあるのが、生乳100パーセントの牛乳です!

これならわかりますね!

牛乳チャレンジするなら、切り込みのある方を選んでやってください🐄

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