ヒグマ対策用「家庭菜園用電気柵購入補助金交付事業」開始

昨年度、札幌市では過去10年間で2番目に多い計196件のヒグマ出没情報が確認され、その中で8月に南区簾舞・藤野地区の住宅街で出没を繰り返したヒグマは家庭菜園の作物に多くの被害を及ぼしました。

令和元年第3回定例議会に於いて「さっぽろヒグマ基本計画」の今後の取り組みについて質問し、出前講座や草刈り、市街地侵入抑制の充実に向けて取り組んでいく旨の答弁がありました。続いての決算特別委員会に於いても、草刈り活動の充実や電気柵の普及を強く求め、令和2年度のヒグマ等の市街地侵入抑制策予算は1千300万円となりました。

 今回の新型コロナウイルス感染症対策により、当初予定しておりました「ヒグマバスツアー」や小・中・高校や地域の皆さま向けのヒグマ勉強会は中止となり残念ですが、電気柵購入補助事業が開始となります。市民の皆様のご理解とご協力をよろしくお願い致します。

 なお、地域の草刈りにつきましては、新型コロナウイルス感染拡大を受け、「三密」を避けた上で皆様とまた草刈り活動でお会い出来る日を楽しみにしています。

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